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返しません!


地方の高速道路料金が、土日祝日は1,000円均一になるんだって??ところが、システムの不具合で、首都圏をまたぐと二重請求になっちゃうんだとか!?例えば、浜松ICから東名高速道路に乗って、首都高速道路を経由して東北自動車道の福島西ICで降りると1,000円余計に徴収されて、2,950 → 3,950円になるのだそうだ。

いあ、話題にしたいのはそれじゃなくって
今回、この二重徴収分は、返金してくれない!!んだって!

え~~~~!

って、批判している人もいますが、
僕は、かなり好意的に受け止めている!!!


どうしても、ステム屋目線で見てしまうのですが・・・。普通は金額関連で、1円でもズレがあろうものならすごい勢いで問題になり・・・調査、報告、対策、対応に追いまわされる。不具合の修正作業にとりかかる前に、多大な(時として無用な)作業に追われてしまう。

返金をしない!としたと言うことは、全部でないにしろ、この件に関する後始末をしなくていい!と断言したということになる。こういう大胆な決断をするのには、当然、発注者側の判断が必要になる。こういう不利な決断を発注者が決行するのって、僕の経験では異例中の異例ですね~~~。

値引には違わないんだから、ユーザに我慢しろ!ってことでしょ?先の例だと、通常は11,850円もかかるのだからね。多少の不具合があったって、大幅な値引には違いない!!結果的に、余計な作業に煩わされず、早期にシステムは改修されるだろうしね。双方にとっていい結果がもたらされるはずだ。常識にとらわれず、そういう割り切りの判断ができる偉い人が世の中にはいるんだね~~~!!誰か知らないけどさ。高く評価したい。
そもそも・・・

システムで本来想定していなかった機能をいきなり追加するには想像以上に「手間」がかかる。それを短期間で、実施しようとするのだから、裏では相当な交渉があったに違いない!それでも、景気対策として緊急を要する処置ということで多少の問題が起こっても、大目に見るからやってくれ!とか言われつつwww 色んな条件を飲んで、大変な苦労をした技術者がいたに違いない。

それでも、どれだけ条件を飲んで苦労したかなどは二の次で、何か問題が起こると、ツケは必ず作った技術者(受注者)側に回ってくるもんだ。これがIT業界のサガなのだ。

超過徴収なんか起こると、システム側の原因の調査だけでなく誰がいつどこでどれだけ超過が起こっていたのかなどのデータ解析から返金プロセスの対応まで、瑕疵として無償で作業させられることが多い。

しかし、この不景気の中そんなことに割ける人員だっていないのだ。契約上の決まりだから・・・とは言え、結局システムの修理のほうに手が回らず・・・更なる問題が起こる。発注者側はそんな事情はお構いなしに、次から次へと更なる厳密な要求を言い渡す。問題を起こさせないための要求が更なる問題を起こし続けているのだ。技術開発者は不利な状況にますます窮々とし、発注者はイライラを募らせる。

このIT業界の負のスパイラルから抜け出すには、下々のものにただ放任するのでなく、上に立つ者が全体の利益を尊重し、責任を持って思い切った決断のできるような地盤作りが大切なのかもしれない。そんなことを感じさせるニュースでした。
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コメント(0) Category:一般/日記 | Date:2009/03/28 13:40


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