未来のカタチ・・・(結婚)
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なんだか、自分ひとりではなかなか答えがみつからない題材についても、書いてみようと思います。。。以前に読んでとても感銘を受けたインドの神秘化で OSHOという方がいます。まだ、自分の中で消化仕切れない部分が多々あるので、たまーに、サブリミナル的に^^;ブログでちょこちょこ紹介する程度で留めてるんですが・・・。その中で、結婚について触れられている部分がある。現代社会の問題の根は「結婚」によってつくられる「家族」という根本単位にあるっていうんですね。。。なんか腑に落ちなかったんですが、OSHOの言葉を聞いているとだんだんその方がうまくいくような気がしてくる・・・。つらつらと、思うところを書いてみようと思います。
突然話は飛びますが、、、100年後の未来を考えたとき、国家という単位そのものってなくなってなきゃいけないと思うんですね。そのうち詳しく(書けたら)書くつもりですが。でも、これって1つの巨大国家を樹立するという発想では全然なくて、もっと自分達の住む世界を小さくしていって、住んでいる人たち個々の顔がわかるくらいのコミュニティーを形成し合うことで、結果的に社会とか国家という単位が消失していくのじゃないかと思うんです。それがインターネットなどのネットワークでゆるやかに結びつき合って世界の交流が生まれたらいい。顔見知りの人たちで作る小さな村を作りたい!って僕が以前から言ったりするのはそんな思いからです。
イロコイ族のように、それぞれ「個」の生をまっとうできるように、適材を見極めながら共存していくのが理想ですね。この「個」を自分達の所有物として扱う「家族」という単位から子供達を解放しないといけない。「自分の子供」という両親の「所有欲」が他人の子よりも・・・という先入観を生み、結果的に両親の凝り固まった社会慣習に、子供達の「個」が消失してしまう。これが前回のブログ(教育について)での趣旨ですね。いったん子供達が僕らの古い慣習から切り離され、僕らと違った光をみることができたら、きっと未来に大きな希望をもたらしてくれる。
さて、ここからOSHOの話はもっと踏み込みます。
「家族」という単位そのものを解体しなさい。。。と。
社会は、ある一定の基本原則のもとに存在してきた。あなたはそれを取り除かなければならない。さもなければ、社会は消え去らないだろう。最初で、そして最も重要な社会の単位は、これまで家族だった。もし、家族が今のようなあり方にとどまるなら、社会が消えることはないし、宗教が消えることはない。そうなれば、私達はひとつの世界、ひとつの人類を創りだすことはできない。
たしかに、僕が理想としていた村では、家族のような範囲がもっと広がってお互い愛情を持って共存しあえたらいい。今のような家族の範囲は拡大されてもいいと思う。でも、解体したほうがいい・・・のかな?この辺がちょっとよくわからない。
家族を形成するために、「結婚」をすることになるわけだけど。これは、男女の性の問題も含まれてますよね?一生を一人の女性/男性と添い遂げることがこの「結婚」で約束されるわけですが。この結婚という儀式こそ、野生的な性の問題を人類が理性的に解決した仕組みだったのじゃないか・・・と思う部分があるのですが、、、どうでしょう?OSHOは、それすらも真っ向から否定します。
全人類の男性と女性の至福を破壊してしまった
家族の基本的構造は「所有性」。。。夫は妻を所有し、両親は子供を所有する。人間を所有することで、その人の尊厳、自由、人間性そのものを奪い去ってしまう。この所有性こそが嫉妬を生み、競争を生み、人をひとつの人類から分離しようと画策する。このために、僕らはすべての喜び、活力、開花を奪い去り、権力、金、地位に邁進するための残骸しかのこらない。
うん・・・。
なんだか家族という単位そのものが時代遅れな気がしてしまう。
そのために愛情のない夫婦関係をいつまでも存続したり、劣悪な家族環境に子供達は依存し続けなければならない。男女はもっと自由に恋愛し愛し合えばいい。それによって人間の尊厳は決して失われるものではない。愛を破壊することによって「家族」の安定が保障されるのだから、「家族」を解体することで愛に対して尊厳が与えられるべきだ・・・。家族がなくなれば、心的病気や、政治的狂気のほとんどはなくなるだろう。。。
どうでしょう?どんな感想を持ったでしょう?賛否両論かな・・・!?僕は、なんだか家族の枠なんて甘いこといってないで、家族そのものを解体しないといけないのかな??なんて、気になってしまっている。この数世紀にもわたって続いてきた結婚っていう仕組みそのものが、人類の性を抑圧しているのかもしれない・・・。そんな気すらしてきますね。厳格な宗教やこの家族という仕組みそのものが、性的な心病をわずらったり、性犯罪を生んでいるそもそもの原因なのかもしれない・・・。競争社会を生み地位や金に邁進する仕組みを増強してしまったのかもしれない。。。う・・・ん。
こういう天才の話を聞いていると、常識を消し去らないといけない!なんていいつつも、自分ってつくづく凝り固まった人間なんだなーと思う。。。正解はないのかもしれないけど、、、もっと頭をやわらかくしないとダメなんですね。
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Category:社会 |
Date:2009/05/25