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責任

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最近、読むもの見るものに「責任」っていう言葉がついてまわる。ぐるぐる回ってフッとした瞬間に言葉が浮かんだ。

責任を「起こった」ことに求めるとき懲罰に近くなり
「起こっている」ことに求めるとき最善を尽くす表明になる


「起こった」結果に目を向けるとき、責任は誰かが負わなければならないものになる。ところがこれは、責任者の役割を誰が担うかを問うだけで解決の手段を提供していない。誰かに罰をあたえるのにも似ている。悪意のありなしを問わないところが罰を与えることよりも尚たちが悪いかもしれない。

今この瞬間に「起こっている」ことへのプロセスに目を向けるとき、責任は精一杯の最善を生きることへの証になる。自分の限界を超えた責任を負う必要はなく。ただ100%であればよい。90%でもいけない。この意味では、責任は転嫁したりできるものではない。目前の事に各々が100%取り組めばよい。

起こってしまったことに責任を問うから、恨んだり、罪悪を感じたりする。
責任はたった今起こっていることに対してのみ負えばいい。





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Category: | Date:2006/10/28


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