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[ゲーム] MGS4

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え~と。一部で波紋を呼んでいるPS3ゲット記事ですが。。。
さっそく、メタル一巡目ミッション終了いたしました!
レビュー書かないとですよね。。。メタルファンの隊長やらT1くんは待ってますよね。
「待たせたな!」
と、言いたいところなんですが、何を言ってもネタばれになりそうで、、、

レビューが書けない。。。

いや、兎に角、Excelent!という事だけは言っとかないとっっ!
ネタばれにならない記事といったらPS3の映像パワーの話をすればよいのですが、
家はアナログTVなのでおそらく映像のすごさは半分くらいしか体験できていない。
一つ映像で言えるとすれば、今やムービーとプレイ画面の境界がいよいよなくなった!
ムービ映像にそのままゲージが表示されプレイ画面に移行しちゃいます。
あれ?なにこれ?ムービ?プレイできんの???って感じです。

(A隊長談)「MGS1=驚き、MGS2=熟考、MGS3=感動」だったけど、MGS4はどう?
という質問を切り口にレビューをしてみることにしよう。

MGS4 = MGS1(驚き)+ MGS2(熟考)+ MGS3(感動)+想い

ですね。

いや、とにかく全てのシリーズの要素がいろんな意味で詰まってます。
あらゆるゲーム的要素に驚かされるのはもちろん、
今回はPMC(民間軍事会社)について考えさせられ
また、全てのサーガを髣髴とさせる展開に感動しないわけがない。

そしてこれらの要素をまとめるのが作品全体を包み込む、MGSに対する「想い」。。。
本作品は、いわずとしれたソリッド・スネークを主体としたサーガの最終章。
ザ・ボスそしてビッグ・ボスから脈々と受け継がれた意思。
その意思はコピーされ淘汰され、時に意訳され
世代を通して多くの兵士に影響し伝えられてきた。
「後世に残し伝えなければならない意思がある。」のだ。
自らの背中で語り続けたスネークは今や老人と化してしまった。

しかし、言い伝え聞き及んだだけでは、「伝えられない」ものもある。。。
余白の部分は、僕ら若い世代、後世の意思にゆだねられているのだ。
この小島監督の「想い」が老兵オールド・スネークとなって
画面からにじみ出てくる。。。

「想い」は、小島監督だけではないんですね。
MGSシリーズだけでも10年近い歳月が流れているわけですから。
そこには、僕らユーザ自身の生活があったり、成長が刻まれているんですよね。

例えば、(一番ネタばれにならない部類のものとして、、、)
「フラッシュバック」という機能があるんです。
ムービー中に、画面右上に「○」ボタン表示がでたときに連打すると
過去の記憶がフラッシュバックのように画面に現れます。

Foxdieの話をしている最中に、○ボタンを連打すると
ダーパ局長の絶命シーンがフラッシュバックされたりするんですが。。
こういった演出が、僕らを10年前の「あの日」に連れ戻す。。

「おい新米(ルーキー)安全装置が外れてないぞ。」(お決まりの台詞)
こういう言葉をね、うまく重ねてくるわけですよ。
あぁ、当時はおれも新米社員だったよなぁ。。(僕は学生でしたが。)とか
キャラクタの成長を自分の成長に置き換えてしまったりするわけです。

僕が始めてMGSシリーズに出会ったのは、学生の頃---冬休み。
住み込みでのバイトを頼まれ、行った先では猛吹雪。
まさに陸の孤島と化した「あの場所」で、
同じく激しい吹雪にさらされたアラスカ・フォックス諸島沖の孤島
シャドーモセスへの潜入を開始したのだった。
「あの日」の情景がなんだか懐かしく思い出される。

監督の想い、ユーザの想い、そしてスネークの想い
色んな「想い」が交錯するなかで、ストーリーは展開していきます。

作品中は、あのしつこいほどの小島監督の演出に最後の最後まで
ふりまわされ、(いい意味で)裏切られ、笑えます。
「監督、いい加減しつけーよ~。」と、悪態をつきながら
ニヤニヤしてプレーしている自分がいましたね。

そして最後には、スネークを熱く抱擁して
「もういいんだ。スネーク!ありがとう(涙)」
と言いたくなる作品です。

レビューになっておりますでしょうか。。。^^;
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Category: | Date:2008/06/28


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