Nexus7タブレットをノートパソコンぽく使うために
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Android端末を使ってみたくってNexus7に手を出してしまった。この価格でこのスペックはとても魅力的。。。アプリもサクサク動くし、Web閲覧にしても使っていてストレスがなくなった。パソコンとの連携もよく、Apple iOSとは違った楽しさがある。
USBキーボード&マウスが使える
せっかくこれだけのスペックがあるのならノートパソコンをなるべく置き換えてみようと、まずは物理キーボードを繋いでみることにした。モバイルキーボードって言ったらBluetooth接続しか頭になかったけれど、考えてみたらAndroid端末ってUSBが使えるんだよね。試しに家にあったUSBキーボードをつないでみたら認識されるじゃないですか!マウスも普通に使えちゃいます。これも知らなかったんですがAndroid OSってマウスを接続するとポインタが出現します。Bluetoothキーボードやマウスが高価でなかなか手が出ない人はまずはUSBで代替してみるのもいいかも。だいぶ選択肢が広がるはず。キーボードレイアウト
Android OSには標準で英語キーボードの配列がセットされている。しかし日本語のキーボードは英語キーボードと並びが微妙に違う。日本語配列のキーボードをAndroidで使うために、まずはGoogle Play ストアから以下のアプリをインストールする。これで日本語配列の物理キーボードを使う準備は万全!日本語106/109キーボードレイアウト
TA9MAR
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では、BluetoothまたはUSBに日本語キーボードを接続してみよう。ちゃんと認識されていれば、設定画面 → 言語と入力 → 物理キーボード に接続したキーボードが表示されたはずだ。
それをクリックし「日本語+HOME - 日本語106/109キーボード (by ta9mar)」を選択しよう。上述のアプリがインストールされていればこの日本語レイアウトが選択できるようになっている。これを選択することで接続したキーボードが日本語配列で使えるようになっているはずだ。Windows用のキーボードの場合、WindowsボタンがHOMEキーになる。ポケモンキーボードでも同様に家マークのキーがHOMEキーになる。ちなみにこれは日本語配列に限らないけど、Ecsキーは戻るボタンに、右クリックキーは設定メニューにマッピングされる。
オススメのテキストエディター
Androidでキーボードを使って長文をうちたい人にオススメなのがこのアプリ「Jota+」(イオタと読むらしい)これを使うとだいぶパソコン入力に近い操作感で文字入力ができるようになる。Jota+
Aquamarine Networks.
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ショートカットキー(Ctrl + C コピー、Ctrl + P ペースと、Ctrl + Z やり直す、Ctrl + S 保存など)のカスタマイズもできる。文字サイズやレイアウトなどのカスタマイズもかなり細かくでき、ブログなどをタブレットを使って書きたい人には必須アプリだと思う。国産のアプリだけあって日本語入力の考慮がよくなされている。日本語IMEを使っているとショートカットキーが認識されず、コピーしようとしてもCと入力されてしまったりすることがある。そんなときは、Jota+設定画面の入力設定で「IMEの前にCtrlキーを処理する」のチェックを入れてみよう。
文字入力だけでなく、検索で正規表現が使えるなどテキストエディターとして申し分ない。簡単なHTML編集くらいだったら、タブレットでもできてしまいそうな気がする。
日本語入力IME
いろんな日本語入力のIMEを使用している人がいると思うけれども、残念ながらわりと評判のよいGoogle日本語IMEと物理キーボードの相性がどうもあんまりよくない。ファンクションキーが有効にならなかったり、ショートカットキーがうまく入らなかったりする。ファンクションキー(F6 ひらがな変換、F7 カタカナ変換、F10 半角英数字変換)などができない。Nexus7の環境だと、デフォルトのIME 「iWinn IME」が一番相性がいい。日本語の自動学習機能と会わせて使うとだいぶ使い勝手がよくなるはずだ。好みかもしれないが、予測変換をOFFにした方がよりパソコンのタイピングの感じに近くなる。日本語のIMEをキーボードから有効にするには、半角/全角キーをたたけばよい。IMEの中でひらがな半角英数字を切り替えるのは Shift + Spaceキーとなる。これはiWinn IMEの場合のキーなので、IMEが異なるとショートカットキーも異なるかもしれないので、参考まで。
あと、個人的にショートカットで不便を感じたことといえば、文字変換のCtrl + U、I、O、Pあたりが実装されていない。ひらがな → カタカナ → 半角 → 全角 を文字入力で切り替えられるWindowsだと標準(?)のショートカットだ。日本語入力中にF7を押すとカタカナ入力になるのはご存知の方も多いはず。でも、F7キーは遠すぎる。そんな時にCtrl + Iを使う。ブライドタッチでF7が打てない僕にはもってこいで頻繁に使うショートカットになっている。これAndroidだとできないんだよなぁ。。。
キーボードで使うならChromeが一歩リードか?
Nexus7を使ってみて、スマホに比べるとWebブラウジングが飛躍的に快適になった。ページの描画にかかるもっさり感がなくサクサク動く。ブラウザもいくつか試してみた。個人的にはやはりAndroidでもSleipnirがおすすめなのだが、キーボードを使ったWebブラウジングとなると、Google Chromeがとても使いやすかった。ChromeのショートカットキーはPCのものがよく踏襲されてる。Ctrl + L 検索窓へ移動、Ctrl + T 新しいタブを開く、Ctrl + w タブを閉じる、Ctrl + Shift + N シークレットモードを開く、などなど。PC版Chromeで使用しているショートカットがほとんどそのままAndroid上でも利用することができる! これはかなり便利かも!Google Chrome
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ただ、残念ながらページ内のフォーム入力が日本語に対応しておらず、予期せぬ動きを繰り返す。。。ページ内でのキーボード打ちは実用レベルとは言い難い。Chromeの検索バーを使った検索、閲覧用としてのみの利用に留まっている。
それと、PCだとウィールマウスのぐりぐり部分を押し込むと、新しいタブをバックグラウンドで読み込むんだけど、そこは残念ながら実装されていなかった。左クリック長押しでメニュが開き、そこから挙動を選択する形になる。残念。。。これタブブラウザの一番好きな機能なのにな。
キーボード&マウス選び
USB接続を考えているのなら、USB → miniUSB変換ケーブル(500 ~ 700円くらい)を購入しよう。これで自宅で眠っているUSBキーボードやマウスを接続できる。タブレットをノートパソコンのように見立てて使いたいのであればマウスは意外と便利。ウィールマウスだとHOME画面の移動もスクロールでさくさく行けたり、右クリックが長押しに対応してたりで新しい使い方が発見できた。WirelessのものでUSBキーボード・マウスセットで千円台前半のものも出回ってるのでいいかも。変換ケーブルにWirelessのUSB受信機を差し込めばキーボードも、マウスも1つのUSBポートから使用できる。USBハブも使えるのでハブを持ってるなら更に色々つなげちゃう。標準ではUSBハブはサポートされないみたいなのでUSBハブを使った動作は保証できませんが…。
例えば、これとかPC用フルサイズキーボード。携帯性には向きませんが家使いならコスパに優れてる。僕の環境では、USBのWirelessキーボードを接続したままスリープ状態に入ると一旦接続が途切れてしまうことがたまに発生する。タブレットの電源をいれてもう一度USBを抜き差しする、なんてことを何度か行う必要があった。
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1500円前後(USB受信機 + キーボード + マウス)
また、Nexus7の場合USBポートが端末の底側に付いているので、クレードルに縦置するのが難しい。横置きで使うなら問題ないけど、スマホに比べると画面が大きいので縦置きのほうが使いやすいケースがままある。画面の回転をオンにしたまま上下を逆さまにして配置すれば強引に立てられるけどww あんまりスマートじゃない。これは充電中もいっしょ。充電しながら使いたいときは、横置きか逆さ置きになる。
縦置きや携帯性を考えたらBluetoothキーボードもやっぱり捨てがたい。Bluetoothキーボードってなかなか価格だったり携帯性だったり打ち心地だったり好みもあって選定が難しい。そんな中、Nintendo DSの「バトル&ゲット! ポケモンタイピングDS」これに付属しているBluetoothキーボードがタブレット使いの間では神キーボードと評判。Amazonだと2000円台で買えちゃうということもあって、ゲームソフトよりキーボード目的で購入する人が増えている。(一時は2000円切ってたけど、最近値上がりの傾向にあるみたい。)これ僕も欲しいかも。。。
バトル&ゲット ポケモンタイピングDS (クロ)
2000円前後(ゲーム + キーボード + クレードル)
タブレット + 物理キーボードで自宅のノートパソコンをタブレットに置き換えてみてはいかがでしょう??
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Category:スマホとタブレット |
Date:2013/02/10