責任をとるということ
いま目の前のことに精一杯生きるということ

過去に起こったことの責任を問うこと
どだいなんの役にも立たないもんだ

未来に向けての責任を課すこと
起こってもいないことへの気休めみたいなもんだ

この瞬間に目を凝らしてみると
起こってしまった問題にも
これから起こるかもしれない問題にも
目の前に置かれた状況に
たったいま精一杯に取り組むことよりほかない

もっともふさわしい人が
もっとも自然な形で身を投じた時に
複雑にからまった糸は簡単にほどけてくんだ

過去を羨むことなく
未来を不安に思うことなく
たった今この瞬間に
もっともあるべき場所はどこなのかって
それだけわかっていれば大抵のことはうまくいくもんだ

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