米国のTVシリーズ、HEROESにはまってました。やっと、シーズン１コンプリートです！友達に進められて、とりあえず最初の数本だけ試しにちょろっと見てみよう、って軽いノリだったんだけど。。。かなりの勢いで見ちゃったよーー。

このテレビドラマの「HEROES」の定義が面白い。ドラマを見ていると誰もが認める「特別（スペシャル）な」力をもった正義の味方だけがヒーローじゃないんだね～、なんて気がしてくる。「スペシャル」だって誰が決めるんだろうね？人間みんな個性があってそれぞれが「スペシャル」なのかな？話の中で、You're 「MY」 hero!という言葉がよく使われる。誰か1人のための「MY」ヒーローであってもいい。特別な力があっても/なくても、僕らはみんな「スペシャル」で、ヒーローにもなれる。ただ重要なのは、目の前にある選択肢を選ぶのか選ばないのか。。。そして、たった一人を救うことがゆくゆくは世界を救うことになる。The HeroとMy Heroの違いなんてないんだよ？ってことなのかもしれない。みんなフツーにHeroesなのだ。

脈略なく散在しているそれぞれの存在が、次第に「世界を救う」という一つの目的のもとに1本の糸に終結して行く。。。全ては安泰な世界のために。。。ところが混沌とした現代社会のなかで様々な思惑がすれ違い争いが起こる。みんな平穏に暮らしたいだけなのだ「世界を救う」同じ目的をもつ人間同士ですら虚しく空回りする。これはまるで世界の宗教戦争をみているようでもある。。神の為に、、、争いは起こっている。全ては意思疎通が困難な人間のサガ。。。運命とは単に我々の意思に見合った価値。。。最後に実を結ぶものは、結果でもなく、そこに至る手段でもなく、、、人々をつなぐ心。。。愛なんだ。

物語は一応きれいにすっきり終わるのですが。。。最後にとってつけたようなモーリーの一言。。。サイラーの行方、兄弟は？大ピーーンチのヒロ。。。むむむ。。。様々な期待を乗せて、シーズン２へとTo be continued...