たまっていたDVDをやっつけています！
今回みたのは、「めがね」という映画。
「かもめ食堂」の監督（荻上直子）さんの最新作です。



いいですねー･･･。
この監督さんのなんともいえない空気が好きです。

みなさん、旅行に行ったときに、あ！って感じる瞬間ってあります？
ふっと、たそがれちゃう瞬間とか、ワクワクする瞬間とか。
僕は、朝起きて窓や戸を開けたとき最初に聞いた音。

甲高い鳥の鳴き声だったり、
（鳥の鳴き声って地域によって全然違うんです！）
風の音だったり、
鳴り止まない、クラクションの音だったり

少しひんやりとした朝モヤの中、
いつもと違う音が耳に響いたとき、
その土地と触れ合えたかのような気になります。

なんだか、この映画をみていると、
フッと自分がその土地の空気に触れたような
不思議な音を感じることができる。


映画のストーリーは･･･
たそがれることしか、することのない島に
たそがれることが苦手な一人の女性が観光にくるお話。

旅の仕方って、みなさん様々だと思いますが、
何かをしていないと、落ち着かなかったり
無理に自然と戯れることで、自然の恵みを享受したような気になってみたり

そこに、なにもしない、、、っていう愉しみがあってもいいですよね。
ただ移り行く浮世を眺めて、変わらないものがそこにあると
なんだか、いいようのない感動がこみ上げてくる。

人生もどっかそういうところがあるような気がする。

ま、なんだかわけのわからないレビューだけれど
「かもめ食堂」が好きなら、見てみることをお勧めいたします！
おもしろいよ＾＾