[DVD] ベンジャミン・バトン
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ベンジャミン・バトン観ました。
デビッド・フィンチャー監督作品です!
この監督といえば、『セブン』、『ゲーム』、『ファイトクラブ』の監督です。
この監督の面白いところは、どっか僕らの「普通の感覚」から飛び出している感じのするところ
道徳だったり、日常感だったりするものが、すっぽり抜けている。
本作は、またまたブラピとのコンビの復活です!!
この映画は、ブラピの扮する、ベンジャミン・バトンという男性の一生を描いた作品です。
この男性は、生まれたときよぼよぼのおじいちゃんとして生まれ、
徐々に、若返っていくっていう奇妙な人間です。
この非常識感は、デビッド・フィンチャーらしいといえば、らしいかもしれない。
ただ、なんとなく、とても人の道によりそったメッセージ性を持っていた点は
僕が今までにみた彼の作品とちょっと違ったかもしれない。
他人と全く違う、歳のとり方をする男性の数奇な一生を描くことで
様々な、人間の色模様を浮き彫りにしていきます。
当たり前のようにやってくる毎日と、
当たり前のように過ぎ去っていく今日
膨大な掃いて捨てるほどの「偶然」の積み重ねが
人生の奇跡を生んだり、また悲劇を生んだりもする。
人生は予め予告された運命のようでもある。
同じように、やってくる命と、過ぎ去っていく人生と
すべてのものは移りゆく世界の中で永遠を見出そうとしながら、
僕らはいつかそれを手放さきゃならない。。。
なんか、そんなことを感じながら
大きな川の岸から流れる水面をただずーーーっと眺めているような映画でしたよ。
まぁ、映画としては、まぁまぁだったかな。。。
映画の趣向は嫌いじゃないんだけども、
電車の中で、断片的に見るには向いてない映画だったかな^^;
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Category:映画 |
Date:2010/09/14