竜馬がゆく(司馬遼太郎)
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最近、Kちゃんに借りた「竜馬がゆく」(司馬遼太郎)にはまってます。。。
やっと、一巻読み終わったところ。
日本史とか、めっちゃ苦手なので敬遠していたのですが、
読み始めるとおもしろい。
歴史上の大人物が次から次へと、
エキストラかと見紛う勢いで出てきます!
一巻から既に岩崎与太郎まで出てくるんですよ・・・。
三菱財閥の創始者で日本経済の礎を気づいたビジネスマンの1人ですが
彼は坂本家と遠縁の土佐藩士なのだそうだ。
龍馬と同世代(2つ違い)で、面識もあったようですね。
(もっともっと近代の人だと思っていた。。。)
ということは、渋沢栄一なんかも龍馬と同世代ってことですよね!@@
小説の後半で、もしかしたら登場するかな???
維新を築いた志士だけでなく、こういう日本経済の基盤をつくった偉人も
また、龍馬と同世代の人間だと知って驚きの連続。。。
時代の節目には不思議とこういう志と実力を兼ね備えた偉人が
全ての分野に一挙に出世するもんなんですねぇ。
(あるいは、時代が偉人を生み出すのかしら?)
そんなことを思わされながら読み進んでおります。
まぁ、まだ1巻なので話が全然進んでないのですが
とにかく、幕府をひっくり返そうなんて発想すらなかった時代に
突然、黒船が現れて数年の後に幕府を揶揄する志士たちがあふれ
そのさらに数年後に倒幕という時流が生まれたって言うんですから、
時代って言うのは「変わる!」となったときには、
それこそ激流のような勢いであっという間に動き始めるものなのだなー
なんて、改めて幕末の激動ぶりに驚き、
そこに生きていた人たちの志の高さに感激しております。
そう考えるとね。
2、3年後に今の時代もどういう変化をしているかなんてわかんないよなー
と、ちょっとわくわくしたり、不安になってみたりしています。
また、数巻読み終わった頃に追加レビューを書こう!
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Category:本 |
Date:2009/12/26