プルートゥ読みました！（やっと･･･）



8巻完結なんですね！
まだまだ、続くのかと思いきやすっきり終わって面白かった。

鉄腕アトムのリメイクってだけじゃなくって、色んな手塚治虫作品の要素が詰まってるんだって？
漫画本体も面白かったけど、各巻末にある"あとがき"がおもしろいです＾＾

ネタバレの可能性あり（追記）：
原作の「鉄腕アトム 史上最大のロボット」では、
強力なロボットが現れ、アトムもそれを倒すために
10万馬力 → 100万馬力へのアップグレードをするんですね。
より強い力への執着の果てに「強さ」とはなんだろう。。。
という根本的な問いかけがあったように思います。

浦沢さんのプルートゥではこの強さが、
ロボットの心として描かれます。
より完璧なロボットとは？
ロボットがより人間に近づいた時、
ロボットは感情をもつにいたるのだろうか。

深い悲しみ痛みや憎しみを乗り越えて心は成長する
人の心は未熟だからこそ発達する。
より人間に近づいた完璧なロボットは
未熟な心が折なす情感の果てにどのような結論をだすのだろう？

最高傑作･･･？アトムは･･･失敗作だよ。（天馬博士）