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クラン・マザー

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またまた、イロコイの話。
知っていくほどに、語られる言葉の深さを実感するこのごろ。

イロコイ族は母系の部族だった

イロコイ族/連邦というのは、どうやら母系の部族だったようです。
結婚すると男性が婿に入るし、財産も女系の家系で相続されるんだって。
集団をまとめるのは「族母」(クランマザー)と呼ばれる役どころで
もっとも慕われる「女性」がなる。

それでも族長は男。。。

「族母」の責任ある一番のお役目は部族全体の長である「族長」の選出。
理性と人格を備えた族長を選ぶのもまた解任するのも「族母」の重要なお役目。
ところが、面白いことにそれでも部族全体の長である族長は男性なんです。

男と女の区別は差別とは違う!

理想を掲げ危険を顧みず未来に進み出るのはやはり男性の性分なんでしょうか。
平和的に理性をはぐくみ堅実に部族を守るのはやはり女性の天性なのでしょう。
先頭に立つのは男性であり、中心に座するのは女性といったところ。
ですから、女性の意図に反して部族の意思決定がなされることは決してないし
もちろん、頭に立つ男性が自分の意思に反して決定をくだすこともない。

こう見ると女性と男性の役割は決して同じじゃない。
それでも、不平等だと感じないのは不思議。

なんだか「平等」ってなんなのか考えさせられてしまう。

平等とは

「平等」とは、決して「同じ」ことではないんですね。
現代社会で女性問題をはじめ、平等とか不平等とか騒がれていますけど
全ての人間が同じに扱われたらホントに平等になるんでしょうか?
たぶん、ならないんでしょうね。
それぞれの特徴を尊重し、相手に対する最大限の理解が得られたなら
全ての能力がより効果的に社会に貢献できるなら
同じであることと平等であることの違いに大きな価値が見えてくるかもしれない。

「平等」とは、それぞれ異なった個性に関心を向け、
その能力を最大限に生かせること、なんじゃないでしょうかね。


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Category: | Date:2006/11/24


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