人間の盾
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人間の盾って、まだ続いているんですねぇ。。。(asahi.com)
なんだか不憫で涙がでそうになったよ。
地球上には、まだこんなことをしないと生きていけない人々が散在しているんだ
もちろん、やらされている人もいるだろうし
自ら進んで立ちはだかっている人もいるでしょうけど。
人間の盾の意義についてはきっと意見の分かれるところ。
人間の盾に対する問題提起
調べてみると、さまざまな問題提起がしてあった(Wikipedia)
非合法の武装集団の作戦として人間の盾が利用されている問題
メディアを引き込むためのプロパガンダとしての批判
精密攻撃ができる近代戦闘ではこの活動自体が意味をなさないとの指摘もある
現在では、攻撃をする地域にはあらかじめピンポイントで電話連絡がはいるんだそう。
連絡入れといたのに、一般人が巻き込まれたならそれはそっちの責任でしょう?
ということらしい。
人間の盾は今や、ある種の戦闘上の非合法な戦略とみなされている節もある
ようは人間の盾なんて稚拙なことやってどうすんのよ?
ってことで、多くの人の意見は一応の一致を見ているような気がした。
まぁ、もっともだね。もっとも過ぎてぐうの音もあげられない。
幼稚な行為の背景にある真意にまで目を逸らしてない?
戦争をなくすために自らの命を犠牲にするなんて
ある意味やっていることは自爆テロと変わらない。
ましてや、それに心打たれて、日本人が果敢にも自らの命をかけて
盾の一員になろうとするなんて、
大儀のためなら失っても良い小さな命など決して存在しない。
命の重さを顧みない無鉄砲で幼稚な行為だ。
しかし、幼稚だとただ批判する一方で
僕らはどこか重要な何かから目を背けていやしませんか。
戦争をなくそう!って想いはどこへ
そもそも戦争をなくそうと立ち上がった人たちの思いを僕らはいつ見失ったんだろう?
彼らの無鉄砲な行動を稚拙だとか自己責任だとか責め立て、
そこに多くの人がもろ手を挙げて賛同していく姿は僕らの子孫にはどう映るんだろう?
ほんとに問題としないといけない真実がわからず僕らも迷走してる。
行動を起こさずにいられなかった幼稚でありならも、たくましい行動の裏で
何もできないでいる自分の無力さをまっとうな理屈で責め立てることで覆い隠そうとしている
なんだか、そんな無力さのなかに自分がみえて悲しくなった。
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Category:社会 |
Date:2006/11/28