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個人情報のはなし

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個人情報の保護


個人情報保護って今どき情報がどんどん隔離されセキュアーに保護されていく。むかしはタウンページ開けば、好きなコの電話番号なんてすぐにわかったのにね。今さら、隠蔽することで何がセキュアーになるんだろう?住所が公開されたくらいで何かが危険にさらされるのかなぁ?よくわからない。。。


保護ではなく対価が目的


一番納得できる理由はどっかのIT関連の本で言っていた。一般人のなんでもないような住所録でも、積もり積もれば企業にとってその情報が利益になる。個人の情報なのに、それが勝手に使われて利益を生んでいる。今やそのことを全ての顧客が知っている。問題は、その情報の価値に対する「充分な対価を得られていない」と顧客が感じていること。だから、情報を隔離しようとする。逆に、対価に見合っていると思えば顧客はすすんで個人情報を開示する。医者に行って性別やら年齢を聞かれて、"それは個人情報ですから!"って答えるヤツはたぶんいないもんね。つまり、個人情報の保護っていうのも利害関係なんだ。だから、個人情報は保護される。これが今のところ一番納得できる説明かな。他に納得できる理由ってあるかな?


ちょっぴりケチ


個人情報が危険にさらされている?あたかも生命の危機でもあるかのよう。なんだか可笑しいね。住所と電話番号を隠すために世の中で莫大な労力をかけて躍起になってる。対価に見合っていると思えば、自分からすすんで公開できるんだから、個人情報なんて隔離されてなんかいない、とも言える。今も昔も変わらない、ただ1円にも満たない番号の羅列に少し敏感になったり、人間がちょっぴりケチになっただけじゃないかしら。



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Category: | Date:2007/08/10


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