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未来のカタチ・・・(コミュニティーと自立)

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ニュースで言ってた何気ない一言


こないだ、ニュースで言っていたんですけど
"日本がこれから生き残っていくためには、若い人をどんどん海外に輩出し、
更には海外からもオープンに人材を迎え入れグローバル化を図る必要がある。
そうやって国際競争力をつけていかないといけない。"みたいな事を言っていた。

ま、何気ない一言といえば、何気ない一言なのだけど。。
グローバル化と、競争という言葉は相容れない気がしてずっとひっかかっている。


競争の先に見えるグローバル社会とはどんなもの?


鉢植えの植物が大きくなったら大きな鉢に植え替えてやらないと行けなくなる。
どんどん大きくなることが我々の生産活動の使命だとしたら、
遅かれ早かれより大きな鉢をもとめて海外に打って出なくちゃならない。
そして、世界中の国や企業が同じことを考えている。
アジアに進出してまた鉢が小さくなったら、オセアニアに進出し
また鉢が小さくなったら・・・結局、鉢は拡大し続けなければならない。
そのために競争により他を蹴落とし生存が決まるのだとすれば、
最後に残るのは、プルートゥのチューリップ一輪なのではないのかな?

競争の先にグローバル化を見据えているのだとしたら
立場の弱い国々は自由な取引の末に成すがまま搾取され、
国境や国籍に縛られている「人」だけが土地にとどまることを強いられる。。。
そうやって、多くの資源だけが、より力のある国へと流れていく。
僕らは今、やりかたが巧妙になった搾取の仕組みをグローバリゼーションという
響きのいい言葉にごまかしているのじゃないか。。。そんな想像をしてみる。
100年後の未来の教科書では、僕らの今やっているグローバリゼーションは、
数百年前の植民地時代にやっていたのと同じような酷評をうけることになるかもしれない。
むしろ、大規模化が進んでいる現代では、搾取にとどまらず
自分自身の首を絞める結果を導いているのかもしれない。


キョウソウではなく、キョウゾンへ・・・


もし、グローバリゼーションをより有効に推し進めるとしたら
互いの利害そのものが共有されなくちゃいけない。
最終的に、お財布の紐を共有できたなら、、、真のグロール社会に近づけるかも知れない。
グローバリゼーションの根底には競争ではなく共有の意識が必要なのじゃないかしら?

それが難しいというのなら、せめて共存の道を模索しなくちゃいけない。
競争から、共存へ、その先に共有できる世界があればいい。
それには、まず他地域への介在をやめることから始めたらどうだろう?
特に、他地域の人的リソースや、第一次産業、鉱物などへ介在はやめるべきじゃないかな。
これら無加工の資源に対する自由貿易は当事国にとって長期的な利があるとは思えない。
国際貿易は、加工済みの製造物に対して行われるのが妥当じゃないだろうか。
それは、全ての地域の自立を促す。


自国の利益のために他国に介在した結果


僕らは同じ地球の恩恵を預かる住民でありながら、
国境を越えるとまるでそこが別の惑星であるかのような無関心を装う。
ある地域では、森林伐採のため土壌のゆるみによる深刻な水害に苦しんでいる。
ところが、森林伐採をとめることができない。
隣国で資金繰りのため木材を売っているからだ。
しかも、その国はその先20年分のお金を既に受け取ってしまっている。
産業も育たず、資産も増えず、ただ森林がなくなる。
隣国に残す傷は、別の惑星のできごとかのようだ。

他地域への介在は、その地域の救済や自立を促すためのみに許されるべきじゃないでしょうか?
「他者を支援する上で、自分の利益も同時に生むような仕組みづくり・・・」なども
やめるべきだと個人的には思う。すくなくとも今の段階では。。。
利益重視の非常に危うい関係になりうるもの。。。
これらの支援は、国際社会の問答無用の義務として行われるべきだ。
全ての国や地域は自立を目指し他者(特に先進諸国)への依存性が
完全に取り払われることが第一じゃないでしょうか?


世界規模に広がる防衛費


グローバリゼーションの問題は、途上国の問題だけじゃない。
これだけ国際化が進んで、世界が近くなっても、僕らは未だに他国に対する
牽制の手を緩めることができないでいる。
毎年128兆円ものお金を見えない近しい敵からの防衛に費やしている。

全世界を敵に回せるほどの軍事力を持ちながら
それでいて世界から孤立したら、どうやっても生き延びれない。
世界に依存しながら世界を敵に回している。
そんなことを世界のいたるところで行っている。


自給自足の自立にこそ科学の力を


もし、僕がいうように他国への第一次産業や鉱物への介在をやめるとしたなら
日本のように資源が少ない国は、手に入る資源で物を開発しなくちゃならなくなる。
エネルギーも石油に頼らず、(私は永続的な問題を抱える原子力には反対だから)
太陽光や自然エネルギーを効率よく取得する方法を考えるのが先決ではないでしょうか?
紙を作るために、割り箸を作るために、他国の木を伐採するのでなく
自国の資源でまかなえる方法や技術を考えるのが先決であるべきではないかな。
自給率が40%しかない、食料も同様です。
このご時勢そんなことできない・・・という前に
科学技術がこれほどまで発達した国で
そのような研究が本気でなされていないことを憂慮すべきなのです。

日本こそ、年間5兆円もの防衛費をついやすくらいなら
自立のためすこしでも、研究費に費やすほうがよほど
国際力がまし、底力になるんじゃないかと思うけどな。
防衛力や軍事力でなく、今や自立力こそ最大の国力なのだと思う。
ここまできたら、常識を破ってもっと大胆になればいい。


地球の資源を共有する人間として


すこし話が細かくなりすぎた。。。

要するに、大切なのは、いかに国際的に競争力をつけるかでなく、
いかに共存するかなのじゃないでしょうか。
資源などを他国に頼りもちつもたれつの関係を築くことは決して悪いことじゃない。
ただ、資源だけは依存し、利害関係を別にした今のいびつな関係性は問題だ。
この根底には競争があり、強者と弱者を生み、搾取の連鎖が構築される。
地球上からは決して争いはなくならない。。

まずは地域ごとに自立した関係性を持たせるのが第一歩になる。
思い描いてみてもらいたい、それぞれの地域が競争するのでなく、依存し合うのでもなく
自立した各々の地域が共存しあう世界を。
その上で、真のグローバリゼーションをゆっくりと推し進めていけばいい。
地球上の全ての地域を自国と同じように扱い交流できる日がいつの日かやってくる。

忘れちゃいけない、地球上には我々65億の人間が充分に暮らせるだけの
充分な資源が満ち満ちていることを。。。

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Category: | Date:2009/09/03


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