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根拠のない話。リターン

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情報のオープン化を個人情報に


もし可能なら、全ての人の全ての銀行口座のアカウントをオープンに公開してみたい。ログインIDもパスワードもなく全ての口座が自由に閲覧できるようになるだけでも社会の8割の問題は解決するのじゃないかと僕は密かに思っている。キーワードは透明化。銀行口座のセキュリティーにかかる費用の大幅削減だって可能だ。きっと突拍子もなくて賛同してくれる人は少ないだろうけど。。。


透明化は最も効果的な犯罪抑止


世の中の多くの問題は、問題が隠蔽されている・・・隠蔽できてしまう、というところにある。ある企業が経営状況などを一般公開するなんてことが最近は頻繁に行われるようになってきた。健全な経営の建て直しにつながるなんて話をよく聞きます。こんなの昔は考えられなかった。でも、これは最もシンプルで、パワフルな解決方法だ。どんな法律をつくるより、どんな規制を設けるよりも、人の目にさらされることのインパクトには驚くほどの力がある。人間関係でも(たぶん?)同じ。僕ら人間は相手の気持ちが見えないからこそ摩擦を生じる。相手の気持ちが100%見えたなら、誰も他人を責めることなどできなくなるだろう。最も単純であり、最も強力な力 --- それが透明化。

世の中の多くの問題が資本に起因しているなら、手っ取り早く全てのお金の「動き」をオープンにしてしまえばいい。お金を隠せる場所があるからこそ横領がある。お金の動きが見えないからこそ搾取が生まれる。


銀行口座にだってパスワードなんていらない


誰もが自由に人のアカウントの収支が見れたっていい。逆にmixiの足跡みたく、誰が自分の口座を閲覧したのかという情報も公開される。「全ての情報をオープンに」というのはそういうこと。情報は一方通行であるべきじゃない。誰も隠れて僕のアカウントを覗くことは出来ない。覗いた事実も公開されるべきだ。引き落としだってできてしまってもいい。でも、誰が引き落としたのかがすぐにわかるのなら、誰も勝手に引き落としたりしないでしょう?口座のパスワードやらセキュリティーシステムにバカみたいにお金をかける必要なんてない。何かを盗る場所も、それを隠す場所も透明化されればの話。


情報の透明化の是非


自分の会社の社長がどれだけの収支があるのかが、もし社員に一目でわかるなら、横領なんて果たしてできるだろうか?政治家の政治献金の行き先なんて調べる必要はないし、国際間に巻き起こる暗黙の経済搾取だって同じ。お金の終着点が見えてしまうのなら、どこまでごまかしきれるだろう?公衆の面前で不正や搾取を働こうなんて大胆な人間はそういない。まして、それを隠す場所もない。もちろんこれも情報が透明化されればの話。

今のところ誰も賛同してくれないけれど・・・(当たり前か(笑))

世の中の問題には、大抵簡単な解決策が用意されている。ところが、自分のまわりに張り巡らされているエゴという壁が全ての事象を複雑にする。



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Category: | Date:2007/08/13


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