継続はチカラなり
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能力の大部分は継続力
最近いろんな職人をみて思うけど能力って大きな部分は継続力・・・じゃないかって思う。
たいていの職人の能力は人間頑張ればマネできてしまいそーな気がする。
(特にパソコン系はね。。。)
でも。。。職人さんを見ているとどっかしら「コダワリ」を持っていて
そのコダワリのために費やす時間が半端ないんですよね!!
いくら好きなこととはいえ、あそこまでストイックに一つのことに費やせる
忍耐が僕にはないな。。。(=結局、マネできない)なんて思ってしまう。
10年もやればそこそこのプロフェッショナルには誰でもなれる
それを30年続けられるか?その継続力が天才と秀才の分かれ道じゃないか。
僕がイチローとして生まれても「イチロー」にはなれなかった
イチローも、もちろん生まれ持った能力は高いんでしょうけど
あそこまでストイックに同じことを継続できる忍耐力がものすごいんじゃないかなぁ?
きっと、イチローと同じ身体能力を与えられてもね、
僕はイチローにはなれなかっただろうな・・・と思うこの頃。
使えない人間などいないのではないか
ま、何が言いたいかって、一部の天才の話は別にしてもね
逆に考えたら使えない人間なんて、いないんじゃないかと思うのね。
世の中ほとんどの一般的なプロフェッショナルの技って
生まれ持った能力の差よりも、費やした時間によって決まる。
小学校のころ僕より絵が下手だったAくんも、その後、美大に通って
絵を書き続け社会人になるころにはとうていかなわないアーティストになっていた。
体力を使うスポーツみたいな仕事だった直のこと顕著ですもんね。
若者は知識云々よりも、もっと楽しい事にのめりこめる忍耐を培ったほうがいいのかもしれない。
継続はプロフェッショナルを育む
たとえば、日本の終身雇用制だと、継続させることで使えない人間を
ものすごい能力をもった人間に育てることができたんじゃないかな?
一つのことを同じ環境でじっと継続してきた者の技術には
一握りの天才は別にしても、大抵の人にはかなわないもんだと思う。
逆に、一握りの天才をハントしてくるのが欧米式のやりかたですよね?
天才以外の一般人は、労働力としてその対価を賃金で受け取る。。。
もちろん、欧米式のやりかたにもいい側面はたくさんある。
自分の能力に応じた生活スタイルを選ぶ自由もあります。
その分、当然格差も生まれると思うけれども。
僕も人のこと言えませんが・・・最近は欧米のようにころころ転職して
それがキャリアアップだという神話が生まれつつある。
でも大多数の一般人にとって、継続することで大きな能力が身につく
可能性を否定してしまうのは非常に大きな社会の損失だ。
継続は力なり!って側面はとても大切な文化だったんじゃないかなぁ。
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Category:社会 |
Date:2009/09/30