金曜は会社をちょっぴり早引けして、オペラを見に行った。演目は『椿姫』。なんでいきなりオペラかって言うと。妻Ｎつんが出演したのですよ。出演といっても役がついているわけではなく、その他大勢のコーラスの一員としての出演。とはいえ、Ｎつん含むコーラス部隊はみなアマチュアですが、ちゃんとオーディションを受けているだけあって、かなりしっかりしてました。しかも、主役のビオレッタと相手役のアルフレードは、日本で有名なオペラ歌手なのだそうだ。（すんません、名前忘れました。。。）それほど期待はしていなかったのですが、思ったより本格的でかなり驚いた。出演者はプロ・アマ含む総勢30人くらい。本人も、プロ意識の高い集団のなかでいい経験ができたとご満悦のようだった＾＾

椿姫自体は、休憩時間を含めて3時間くらい。ちゃんと予習して行ったから、結構楽しめた。しかし、さすがに長かった。聞いているほうがこれだけ疲れちゃうんだから、3時間でずっぱりのビオレッタ役の歌手はいったいどんな声帯をもってるんだ！？考えられませんね。

学生の時は音楽と舞台の学部があったこともあり、週末によく学内の演目を見に行ったのを思い出しました。Ｎつんがミュージック専攻だったのもあって、頻繁に知り合いの出演するコンサートや演劇のチケットを回してくれたのです。こういう生の芸術に触れるって、いろんな意味で五感の刺激になっていいと思う。なんでもインスタントに済ますことができてしまう現代ですからね。たまに、美術館にいったり、生の芸能に触れたりすると普段つかってない感覚がふっと湧き出てくるような気がします。とはいえ、なかなか機会がないとなかなか見に行きませんよねー。僕なんか特に腰が重いですから･･･。そういう意味では、常にＮつんからはよい機会と刺激をもらっているんだなー、なんて思ったりしました。