Macでサクッと使えるCSVエディタ【3選】
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CSVファイルとは、「,」(カンマ)で区切られたテキストファイルです。普通に使うだけだったら、Excelでも開けます。恐らく、何も考えずにダブルクリックするとExcelが立ち上がると思います。
ただ、CSVファイルって中身はただのテキストファイルなので、もっとサクッと表示してほしい。それにExcelは(無駄に)賢すぎて、あろうことかせっかくのテキストを勝手にいい感じに編集してしまうという手グセの悪さを持っている。例えば、データの中に「001」など先頭0から始まるコードが入っていたとします。ところがExcelはこれを勝手に数値と判断し、先頭の0を切り取って「1」に自動変換してしまいます。(変換させない方法もありますが一手間かかります。)プログラムデータでは、「1」と「001」は全く別の意味を持ちますので、後々問題になります(でも、こういうのって気づきにくい)。
なので、エンジニアはもちろんCSVにてECサイトの商品登録を担当しているスタッフはExcelとは別にCSVエディタをよく併用します。
ところが、意外とMac版のCSVツール選定って難航します。いいのが全くありません。(中途半端なツールが多い。。。)ちなみに、WinでオススメなのはgPadっていう最強エディターがある。テキストエディタなんですけど、カンマ(TabでもOK)区切り文字のところで、見かけ上テーブルライクに描画してくれる機能があります。残念ながらMac版はないようです。
VSCode
CSVファイルはできればテキストエディターとしてそのまま開けて、視認性が良いようにカンマの部分でテーブルライクに描画してくれるツールがあるとベストです。いろんなツールを試した限り今の所、盲点だったのがMicrosoft VSCodeの拡張ツールです。2つあるので、気に入ったほうを使ってみてください。
もし、まだVSCodeを持っていない方はこちら。CSVエディタ以外にもエディタとしても優秀なのでインストールしておいて損はないと思います。
まずは、VSCodeをダウンロードしましょう。VSCodeとはMicrosoftの開発した高機能エディタ。このツールの良いのはテキストエディタのように軽快で、またWindowsはもちろんMacなど様々なプラットフォームで利用できる。
ダウンロードしたら、基本設定 → 拡張機能から様々な機能をVSCodeに追加できます。
次に紹介する拡張機能を検索してインストールしてみてください。
1|Edit CSV (janisdd.vscode-edit-csv)
この拡張機能が一番gPadに近いかもしれません。使い方も簡単!画面右上の、Edit as CSVをクリック。
するとこのような画面が開きます。
ここで直接編集も可能。画面上のApplyボタンをクリックするともとのCSVファイルに変更箇所が反映されます。
普段遣いならこれで十分!!
2|Rainbow CSV (mechatroner.rainbow-csv)
この拡張機能を追加してCSVを読み込むと、Rainbowの名の通り各項目を色分けして表示してくれます。これだけでもだいぶ便利なのですが、この拡張機能のすごいところは、画面下ステータスバーにある「RBQL」ってリンクをクリックすると、テーブル表示してくれるところ。
下がテーブル表示をしたところ。この赤枠のところ、SQLライクなクエリを書くことができオンメモリでCSVファイル内のデータを検索できちゃいます!!その結果を新たなCSVファイルとして出力/保存することも可能です。
3|オンライン: Table Convert
CSVなんてほとんど使わないから、もっとお手軽に編集したい!ってひとには、オンラインでCSVファイルが編集できてしまうクラウド版のツールがおすすめ。Table Convert
このサイト今度別途記事にしようと思っているんですが、超絶優秀です!!
メニューの IMPORT をクリックして、CSVを選択します。画面下の「Load File」でお目当てのCSVファイルを選択するとCSVファイルがテーブル化されます。これを編集することができます。
このサイトのすごいのは、CSVファイルだけでなく、Excelやら、Jsonやら、XMLやら(最近私がよく使ってるのは、Markdown)主要なデータに変換してくれるところ!
ブックマーク必須です!!
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Category:Macbook |
Date:2020/08/15