Macで使えるおすすめZipツール【3選】
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Macを使っていて、しばしば起こるのがZipが解凍できない問題。
Mac → Win で送る場合も先方から解凍できなかったと連絡が入ったり、Win → Macで送られてきたZipがうまく解凍できなかったり、結局同僚に解凍してもらったりと手間が発生します。
MacとWin間で圧縮ファイルをやり取りしたときに起こる主な問題:
・日本語ファイル名が文字化けしてしまう
・不可視ファイル(.DS_Store)
・エラーが発生して解凍できない
文字化けだったり、Mac → Win に送ったときに不可視ファイルが含まれてしまう問題は最悪口頭で経緯を伝えればなんとかなるものの、エラーが発生して解凍できないケースは、そもそもファイルが開けないので、手詰まりになってしまいます。
Keka
最近見つけたのですが、Kekaというファイル圧縮・解凍ツールがかなりいいです。有料だという記事を見かけることありますが、公式サイトからダウンロードすると無料で使えます!!Apple Storeからインストールすると有料になります。アプリが気に入った!寄付したい!ってときは、Apple Storeから購入してください、ということのようです。
アプリのダウンロード
私が使っている限り、今のところKekaで開けなかったZipファイルはありません。他のツールで散々エラーになったファイルもKekaだとすんなり開けるのです。
以来、私はKekaを標準のZip解凍ツールとして利用しています。
Docに追加しておけば、アイコン上にドラッグ&ドロップでファイルの圧縮&解凍が行えます。
パスワード付きのZip圧縮をしたいときは、画面を立ち上げる必要があります。アプリを立ち上げると以下のような画面が開きます。ここにパスワードを入力してから、圧縮したいファイルをこの画面上にドラッグ&ドロップしてください。
□ Mac のリソースフォークを含めない
にチェックを入れておくことをおすすめします。これを入れておくことで、Mac専用の不可視ファイル(.DS_Storeなど)を自動的に除外してくれます。
ZIPANG
こちらもおすすめアプリです。こちらもMac Win間の圧縮・解凍問題をほぼ解消してくれます。Kekaの方がエラーなく解凍できるケースが多いので個人的にはKekaをすすめているのですが、UIや使い勝手はZIPANGの方が、私は好きです。
アプリをダウンロード
アプリを起動すると以下のような画面が出てきます。個人的には常にMac to Winの設定にしておくのがよいと思います。Mac To Winの設定にしたからといって、Macユーザが開けなくなるということはありません。※ Macでしか使われない不要なファイルを取り除いてくれたり文字化けの可能性のある文字を置き換えてくれたりするようです。
Docに追加しておけば、アイコンにファイルをドラッグ&ドロップするのみで圧縮・解凍ができます。
また、ZIPANGの良いところは、解凍・圧縮時のデフォルト設定を保持できるところです。ZIP圧縮するときは、Mac → Win 向けでパスワード付きで使うことが多いという場合は、メニューバーの環境設定から、以下の項目をあらかじめ設定しておくことができます。
赤枠の▲▼ボタンで並べ替えが行なえます。1番上の行がデフォルト設定になるので、上記の画像のように並べると、「Mac To Win(パスワード手動入力)」Mac To Win形式で、毎回パスワード付きZipが生成されます。
このように設定しておけば、わざわざアプリを立ち上げなくても、アイコンにファイルをドラッグ&ドロップするだけで、デフォルトの設定が有効になるのは便利!
最後はちょっとおまけです。
MacやWinで同じ環境で使えるという観点からクラウドサービスで、Zip管理ができるものもあります。Web上にファイルをアップロードして、「抽出」ボタンを押すとファイルが解凍されます。
圧縮も同等の手順で簡単に実施できます。
https://www.ezyzip.com/jp-unzip.html
ただ、やっぱりクラウドサービスということなので、アップロードしたファイルが内部的にどのように扱われているかなどには、不安も残ります。機密情報やビジネスで使うのはあまりおすすめできませんが、サクッと手軽に使いたいときには、このような便利サイトもあります!
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Category:Macbook |
Date:2020/08/17