時間の浪費(アレン・ジョンソン)
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『生産と消費を拡大させた結果、私たちが経験しているのは、
悪化するいっぽうの時間不足だ。
詳しく見てみよう。。。
生産の効率が向上する…ということは、個々人が時間あたりに
より多くの品物を生産しなければならない、ということだ。
そして、生産性向上とは…
そのシステムを続けるために私たちがより多くを
消費しなければならないということを意味する。
自由時間は消費のために割り当てられ
生産にも消費にも使われない時間は、
しだいに無駄な時間「時間の浪費」とみなされるようになる。
時間の価値が高まる(時間不足が進行する)ことは、
主観的にはテンポやペースが増大するように感じられる。
私たちは会社に遅刻したり、生産ラインを遅延させたりする危険に常に直面している。
そして余暇時間では、時間を浪費する危険に常に直面している。』
人類学者 アレン・ジョンソン
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Category:働き方 |
Date:2010/11/04