波動革命(江本勝)
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今日は、最近話題の江本勝さんの本をついに読んでみました。水に「ありがとう


読んでみて水の話で終わるのかと思ったら、思わぬ方向に話が進んでびっくり。ひとつには水から関係する環境の問題。そして医療の問題。そこから派生して農業の問題。ハイポニカという水による農法がここでは紹介されてます。こないだ読んだジャック・マイヨール(過去記事)じゃないですが「生命の源は水」ということで、水による農法が植物に与える可能性について語られます。面白いのが、これまでは植物の栄養は土から得られると考えられてきましたが、むしろ土というのは成長の阻害要因ではないかって言うんですね。実際に水だけでトマトを育てるとトマトの木は1年で枯れず大樹になって2万個ほどの実をつけるまでになるのだとか!?
それから人間の想いという観点から、どういうわけか最近の経済のあり方にまで話が及びます。そこで登場するのがラビ・バトラというインド生まれのアメリカの経済学者。このラビ・バトラという人も2年前くらいに僕がずいぶんはまって読み込んだ経済学者なんです。僕自身この人の提唱するプラウトと呼ばれる主義にとても共感し支持しております。この方アメリカで3本の指にはいる屈指の経済学者なんですが、何が驚いたってSIUの出身者だったんですよー。著書の中にカーボンデールも登場しちゃいます。彼の話はいずれするとして、本の話に戻りますが、ちょこちょこと自身の好みに沿った内容だったりして面白く読ませていただきました。
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Category:本 |
Date:2006/09/01